柔道女子の強化合宿は東京・北区のナショナルトレーニングセンターで4月30日から行われていて、パリオリンピックの代表に内定している選手などが参加しています。
3日は稽古の様子が報道陣に公開され、このうち東京オリンピック金メダリストの阿部選手は、実戦形式の乱取りで苦手とする左組みの選手と積極的に組み合うなど、3か月後に迫るオリンピックに向けて対策を重ねていました。
また、女子48キロ級で世界選手権3連覇を果たしている角田夏実選手はことし3月の国際大会で左ひざを痛めたこともあり、乱取りは行いませんでしたが、投げ込みなどで汗を流しました。
阿部選手は「すごくいい稽古ができている。きついときに我慢することでその先に金メダルがあると思う。阿部詩の柔道を120%出し切ってパリの舞台で一番輝きたい」と意気込んでいました。
角田選手は「治り際が一番けがをしやすいので、ゆっくりと調子を上げていきたい。後悔がないようにしっかり準備して金メダルを取れるように頑張りたい」と話していました。
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