■MLB ドジャース 5ー1 ブレーブス(日本時間6日、カリフォルニア州ロサンゼルス、ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平(29)が、本拠地でのブレーブス戦に「2番・DH」でスタメン出場。4打数4安打(2本塁打)3打点で打率も.364に浮上した。今季初の1試合2本塁打でリーグトップの10号に到達、2023年6月以来の1試合4安打もマークした。
休養明けの2試合で8打数4安打、打率.500、1本塁打、3打点、2盗塁と好調の大谷。1回の第1打席、ブレーブスの先発は左腕のM.フリード(30)、初対戦となった相手にカウント1-2と追い込まれると、4球目はピッチクロックギリギリまでボールを持たれ、カーブでタイミングを外されるがファールで逃げた。そして、5球目、肩口から入ってきたカーブを完璧にとらえ、打球速度167キロ、飛距離125.5m、打球角度は31度。綺麗な弧を描きバックスクリーンへ。今季3度目となる2試合連続の9号ホームラン。
3回の第2打席はカウント2-0から155キロのストレートを狙ったが豪快に空振り、さらに4球目のストレートもやや振り遅れてファール。速い球に苦戦していたが5球目、158キロのストレートを逆方向へ。追い込まれてからコンパクトなスイングで今季15度目のマルチヒットをマークした。
6回、第3打席、1球目はフリードがコントロールミス、内角低めのストライクを見送ってしまい、打席で思わず笑顔を見せた。そしてカウント2-2と追い込まれると、外角低めのスライダーを上手くバットの先に乗せてセンター前へ。今季6度目、2試合連続の3安打を放った。
7回、ブレーブスは大谷にホームラン数で並ばれ5番・M.オズーナ(33)が10号ソロ、リーグ10号一番乗りを果たし、大谷を突き放した。
すると8回、大谷の第4打席、ブレーブス2人目、左腕のAJ.ミンター(30)の1球目、ストレートを完璧に弾き返すと“確信歩き”で打球を見送った。打球速度177キロ、飛距離は今季最長となる141.4m、打球角度は26度。今季初となる1試合2本目の10号ホームラン。ナ・リーグホームラン王争いトップに並び、4年連続2桁ホームランをマークした。オズーナに突き放されたらすぐに追いついた。大谷は2023年6月以来の1試合4安打、4打数4安打(2本塁打)3打点で打率も.364に浮上した。チームもブレーブスに3連勝となった。
試合後、大谷は初対戦のフリードに対しては「初めての対戦だったのでどう来るか分からなかったけど、自分のスイングをしようとした」と話し、2本のホームランについては「振るべきボールを振れている。あの方向に距離が出ているのはいい状態だと思う」とコメントした。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。