広島カープが勝った翌日にお伝えするヒーローインタビュー。5月7日のヒーローは、みごとな “火消し“ のこの投手でした。
広島カープ 島内颯太郎 投手
― ナイスピッチングでした。
「ありがとうございます」
― 8回ウラ、1アウト・満塁のピンチの場面でどんな気持ちでマウンドに?
「そうですね。先発の床田(寛樹)さんがいいピッチングをしていたので、なんとか、この試合は勝たないといけないなと思っていたので、『まずはゼロ』と思って投げました。
― 好調のタイガース打線をピシャリと抑えた。どんなことを意識?
「もう、打順的にも長打のある打順だったので、逆転だけはダメだと思って、ていねいに投げることを意識しました」
― 抑えた瞬間は?
「いや、やっぱり一番はほっとしましたね」
― 床田投手と試合後に言葉は交わした?
「もう、ひたすら『ごめん』とだけ言われました」
― 何と返した?
「いや、そんなことないですよっていうだけ。はい」
― 最後に全国のカープファンのみなさんにメッセージを。
「ビジターでもこれだけ多くのカープファンが集まってくださって、本当に選手は力になっていると思うので、これからも応援、よろしくお願いします」
◇ ◇ ◇
青山高治 キャスター
床田投手が後ろから「ごめん」って言っているのもなんか伝わるものがありました。さすが、去年の最優秀中継ぎピッチャーですね。
コメンテーター 平尾順平 さん(ひろしまジン大学 代表理事)
先発があそこまでいいピッチングしたからこそ、やっぱり1点も取られたらいけないっていうプレッシャーもあったと思うんですけど、しっかり抑えてくれました。
中根夕希 キャスター
気合いが球に込められていました。ストレートでしっかり抑えて、気迫あふれる投球でした。
青山高治 キャスター
一方でヒーローインタビューでは冷静にひょうひょうという感じで、ちょっとメンタルの強さをあらためて感じたりもしました。
中根夕希 キャスター
では、ヒーローダービー。勝手にヒーローインタビューに出た選手を数えていってシーズンが終了したときに “誰がヒーローの中のヒーロー” か、決めたいと思います。島内投手、なんと今シーズン初めてだったんですね。
ヒーローダービー(広島カープ)
アドゥワ誠 2
床田寛樹 1
塹江敦哉 1
益田武尚 1
森下暢仁 3
島内颯太郎 1
秋山翔吾 2
野間峻祥 1
矢野雅哉 1
松山竜平 2
田村俊介 1
坂倉将吾 1
宇草孔基 2
青山高治 キャスター
中継ぎピッチャーのヒーローインタビューってなかなか、なかったりしますから。このヒーローダービーの行方にも注目してください。
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