セーリングでパリ五輪内定を決めた男子iQFOiL級 富澤慎(39、トヨタ自動車東日本)、女子49erFX級 田中美紗樹(26、豊田自動織機)、女子49erFX級 永松瀬羅(29、豊田自動織機)が、記者会見を行った。
4月下旬、フランスで行われた選考大会であるラストチャンスレガッタで、富澤選手は優勝、田中・永松組は6位、飯束・西田組は5位に入りパリへの切符を掴んだ。セーリングはラストチャンスレガッタ大会で全ての選考レースを終えた。日本勢は10種目中4種目でパリ五輪への切符を掴み取った。
富澤選手はパリ五輪で5大会連続の出場となり、セーリング競技では日本人最多出場となる(※北京五輪から東京五輪まではRS:X級で出場。パリ五輪から新種目iQFOiL級で出場)。3人共にパリ五輪内定を獲得出来たことに安堵の表情を浮かべた。
Q.代表内定について
富澤慎:
ほっとしている。3年間成績が低迷している中、応援し続けてくださった方々に感謝している。
永松瀬羅:
上位の海外選手と力量の差を感じながらレースをしていたが、その中で結果をだし、五輪内定を獲得出来たことにほっとしている。
田中美紗樹:
小さい頃から目標だった五輪に行けることを嬉しく思うと共に実感しきれていない。
Q.家族への思い
富澤:
私の今までの活動を見ていた人は、今回の五輪は無理だと思ったと思う。そんな中でパリ五輪に内定して、今までの五輪に出た中で一番喜んでもらえた。
Q.5大会連続出場について
富澤:
5大会以上の出場になると少数しかいないので、凄く光栄に思う。大会ではストレスがかかるが、周りを見ると自分よりも若手が多く、よりストレスを感じてるように見えた。そこがアドバンテージになると思う。
※同じく代表内定を決めた男女混合Nacra17級の飯束潮吹、西田カピーリア桜良は世界選手権出場のため、会見欠席となった
セーリング パリ五輪出場種目
男女混合470級 岡田奎樹/吉岡美帆組
男子iQFOiL級 富澤慎
女子49erFX級 田中美紗樹/永松瀬羅組
男女混合Nacra17級 飯束潮吹/西田カピーリア桜良組
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