元大関 琴風の尾車親方は津市出身の67歳。

佐渡ヶ嶽部屋に入門し、昭和46年の名古屋場所で初土俵を踏みました。

持ち味は「がぶり寄り」で、昭和56年の秋場所で初優勝を果たし、この場所のあと大関に昇進しました。

昭和60年の九州場所を最後に、現役を引退後には尾車部屋を創設し、元関脇の豪風や嘉風など、多くの力士を育てたほか、日本相撲協会の理事として事業部長などの要職も務めました。

おととし4月に65歳の定年を迎えたあとは、再雇用の制度を使い、参与として協会に残っていましたが、協会が11日付けで尾車親方の退職を発表しました。

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