広島を拠点に、パリオリンピックを目指しています。女子100mハードル日本記録保持者の 福部真子 。12日のグランプリシリーズで順調な仕上がりを見せてくれました。

日曜日に大阪で開催されたグランプリシリーズ木南記念。皆実高校出身の28歳、福部真子が女子100mハードルの決勝に進出しました。

スタートから中国の選手と飛び出し、中盤にはオーストラリアの選手に追い上げられながらトップ争いをする福部。優勝こそ逃しますが、今シーズン、日本人最速となる12秒92でフィニッシュ。福部が6月中の突破を狙うパリオリンピックの参加標準記録12秒77に向け、状態を上げています。

100mハードル日本記録保持者 福部真子 選手
「予選からあまり調子が上がらない中、しっかり12秒9の前半でまとめられたのは来週以降の試合にしっかりつながってくると思うのでよかった。まずはやっぱり(パリ五輪参加)標準記録を突破していきたいというところと、自己記録(12秒73)に少しでも近い走りができてくれば、おのずと(五輪出場権を)つかめるのかなと思うので、そこに集中してやっていきたいなと思います」

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