■MLB ジャイアンツ 2ー10 ドジャース(日本時間15日、カリフォルニア州サンフランシスコ、オラクル・パーク)

ドジャース・大谷翔平(29)が敵地でのジャイアンツ戦に「2番・DH」でスタメン出場。この日は12号先制本塁打を放つなど、5打数3安打2打点で、今季7度目の3安打をマークした。打率は.354から.361に上昇。

右翼場外のサンフランシスコ湾の入り江に飛び込む“スプラッシュヒット”は惜しくも叶わなかったが、打球速度182.4キロ、飛距離135.9mの特大弾に。

この日の本塁打について「打った瞬間(スプラッシュヒット)行くかなと思ったんですけど行かなかった。ちょっと残念でしたけれども、またチャンスがあれば頑張りたいなと思います」と振り返った。

開幕から打撃で好成績を残している大谷は、本塁打と打率で再びナ・リーグトップに浮上。「最初の方はいろいろあったので、ちょっと睡眠が足りてないなっていう日が続いてましたけど、最近は時間にもだいぶ余裕が出てるので。良い睡眠を取って1日1日大事にプレーできてるかな」と話し、元通訳・水原一平氏の騒動で睡眠にも影響があったという。

「いつからしっかり寝られるように?」の質問に「物事が進展していろいろ新しいことがわかって、自分のやるべきことを出して物事が一旦解決した段階ではもう僕の方からやることっていうのはもうなくなったので。その段階でかなと思います」と打ち明けた。

さらに「調子の波も周期もあれば深さもある。まだ調子の一番悪い深い波が来てないだけなのかも。自分がもしこう感じが悪いなと思ったときに、改善できる引き出しというか、そういうのはやっぱり毎年、年を重ねていくごとに経験するごとに分かると思って、そこは進歩はだいぶしてるかなと思います」と話した。

この日は花巻東高から米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎(19)がスタジアムで観戦。後輩である佐々木と連絡はしていたか聞かれると、「テキスト(での連絡を)ずっとしてましたね。今日来るっていう、練習が休みみたいな感じでしたので。本人が何かいろんな人のバッティング練習を見て勉強したいみたいな話をしてたので、それは多分見たら勉強になるんじゃないのっていう話は、連絡のやり取りはしました」と後輩とのやり取りを明かした。

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