北海道・富良野のラベンダー畑が見頃を迎える 夏の風物詩に観光客殺到

北海道・富良野のラベンダー畑が見頃を迎える 夏の風物詩に観光客殺到

北海道富良野市のラベンダー畑が見頃を迎え、国内外から多くの観光客が訪れている。今年は春から初夏にかけての気温と降水量が適度で、生育状況が例年を上回る好調ぶり。丘陵地帯に広がる紫色の絨毯は、6月下旬から7月中旬にかけてが最も見ごろとなっており、富良野市内の各観光農園では連日のように観光バスやレンタカーが列をなしている。

北海道のラベンダー畑と夏の風景
富良野の丘陵と花畑

主要観光農園の状況

最も有名な「ファーム富田」では、約15ヘクタールの敷地に4種類のラベンダーが栽培されており、見ごろ期には1日あたり3万人以上の観光客が訪れる。今年は「なかふらの花畑」エリアの拡張工事が完了し、新たなフォトスポットが増設された。また、ラベンダーの収穫体験や精油の蒸留見学などの体験プログラムも人気で、予約は数週間先まで埋まっている状態だ。

富良野市観光協会の発表によると、6月第3週の宿泊予約率は市内のホテル・旅館で平均85%に達しており、週末はほぼ満室となっている。新千歳空港からの特急列車「ライラック」やレンタカーの予約も逼迫しており、観光シーズン到来を実感させている。地元の農家は観光客向けにラベンダー関連の特産品を販売しており、ラベンダーアイスクリームやポプリ、精油などが若い世代を中心に好評を博している。

地域経済への影響

ラベンダー観光は富良野地域の夏の経済を大きく支えている。年間の観光客数の約40%が6月から8月に集中しており、ラベンダー関連の観光収入は年間約80億円に達する。今年は訪日外国人の回復も相まって、例年を上回る経済効果が期待されている。市役所では観光客の安全確保と交通渋滞緩和に向け、臨時の交通規制案内を実施している。

ソース:富良野市観光協会
画像:Unsplash

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