三菱電機はドイツ・テーゲル空港跡地の開発計画に加わると発表した(写真はイメージ図)

三菱電機は20日、ドイツの首都ベルリンにあるテーゲル空港跡地の開発に参加すると発表した。環境に配慮したスマートシティーをつくる計画で、三菱電機の持つエネルギー消費を抑制する技術、省エネのノウハウなどを提供する。

子会社の三菱電機ヨーロッパのドイツ支店がベルリン州立企業のテーゲルプロジェクトとパートナーシップ契約を結んだ。三菱電機は室内の快適性を維持しながら、省エネ性能を高めたエネルギー制御技術に強みを持つ。

テーゲル空港は1948年に開港し、ベルリン中心地からのアクセスが良く約70年間にわたり空の玄関口として利用されてきた。20年に閉鎖し、テーゲルプロジェクトが主体となって住宅や商業施設、緑地を設けたスマートシティーの建設計画を進めている。

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