CKDのインド新工場

CKDは22日、建設中だったインド初の工場が竣工したと発表した。5月中の稼働を予定し、自動車など製造業の生産ラインで使う空気圧シリンダーやバルブを生産する。インドでは自動車関連を中心に市場が拡大しており、需要に対応する。

工場の延べ床面積は約8600平方メートル。建設費用や生産設備の導入で約18億円を投じた。今までインドでは2015年に設立した現地子会社が日本や中国の工場で生産した製品を販売していた。同子会社の量産拠点を作ることで輸送コストなども減らせる。

同社はアジアでの生産能力の増強を進めている。直近ではタイの工場を拡張して22年に稼働を始めたほか、足元ではマレーシアでも新工場の建設を進めている。

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