住友重機械工業は子会社から防衛事業を吸収する

住友重機械工業は30日、防衛事業を手がける完全子会社から機関銃や機関砲の保守事業を吸収分割すると発表した。製造を担う住友重機械の防衛事業と統合し、一貫した事業にすることで効率を高める。2025年1月1日付で吸収する。住友重機械は21年に機関銃の生産からは撤退したが、機関銃部品や機関砲は生産を続けている。

子会社の住重特機サービス(東京都西東京市)が持つ防衛事業を吸収する。住友重機械の「装備システム事業部」と統合する。住重特機サービスが担ってきた火薬類の販売は同社に残す。住重特機サービスの23年12月期の売上高は14億円、純利益は1億3500万円だった。

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