めぶきフィナンシャルグループは経営統合後で最大の賃上げに踏み切る

常陽銀行と足利銀行を傘下に持つめぶきフィナンシャルグループ(FG)は5日、7月1日にベースアップなどで平均7%程度の賃上げをすると発表した。ベースアップは2年連続で、賃上げ率は2016年に2行が経営統合してグループが発足以来、最大となる。

物価上昇など社会状況への対応や従業員のエンゲージメント向上を目的に賃上げを今年も継続する。

同グループは採用競争力の強化や優秀な人材確保などを目的に、初任給についても25年4月に引き上げることを決めている。遠隔地への転勤がある大学卒業の総合職の場合、月額給与を26万円と現行比3万円増やす。

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