パトロールに参加した京都労働局の角南局長㊨(11日、京都市)

京都労働局と建設業労働災害防止協会京都府支部は11日、2025年完成予定の宮川町歌舞練場とホテルの建設現場で、夏季安全衛生合同パトロールを実施した。全国安全週間(7月1〜7日)の準備期間(6月1〜30日)中に安全衛生意識を高め、労働災害防止の取り組みを推進する狙いだ。京都労働局の角南巌局長らが参加した。

角南氏はパトロール前のあいさつで「この時期は熱中症の発生も含め作業条件が厳しいことに留意しながら、労働災害の防止に努めていかなければならない」と話した。

建設現場では、京都五花街の一つである宮川町の歌舞練場の建て替えと、隣接する元小学校跡地でのホテル新築が進行中。竣工は歌舞練場が25年の1月、ホテルが3月(同年夏開業)を予定する。

ホテル事業主のNTT都市開発はシンガポールのカペラホテルグループとホテル運営委託契約を締結しており、新築後の名称は「カペラ京都」と決めた。カペラホテルグループは日本へ初進出となる。

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