5月の中古車登録・届け出台数は前年同月比5%増だった

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会が12日発表した5月の中古車登録・届け出台数は前年同月比5%増の52万5853台と、2カ月連続でプラスとなった。円安の影響もあり、中古車相場は高値で推移している。保有車を手放す人や企業が増えていることも要因の一つになっている。

自販連がまとめた5月の中古車登録台数は8%増の29万9865台だった。全軽自協が発表した同月の軽中古車販売台数は1%増の22万5988台となった。

中古車オークション運営のユー・エス・エス(USS)によると、5月の出品台数は前年同月比5%増で成約台数は21%多かった。成約車両単価は120万3千円と前年同月より27%高い。円安を背景にロシアや中東、アフリカなどからの需要が強い。国内では取引相場が高いうちに車を手放す動きが出ている。

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