群馬県産限定デザイン缶の「ザ・プレミアム・モルツ」を発表するサントリーの鈴木康二執行役員㊥ら(13日、前橋市)

サントリーは13日、群馬県産限定デザイン缶のビール「ザ・プレミアム・モルツ」を25日から数量限定で販売すると発表した。群馬ビール工場(同県千代田町)で生産した「プレモル」350ミリリットル缶を1万ケース(24万本)限定で、群馬県立女子大学の学生がデザインした群馬の祭りをモチーフにしたパッケージで売り出す。

限定デザイン缶には、夏から秋にかけて催される「桐生八木節まつり」や「高崎まつり」、「前橋まつり」のイラストが描かれ、主に群馬県内のスーパーや酒店などで、8月上旬ごろまで販売する。店頭価格は通常のプレモルと同じになるとみられる。

群馬ビール工場はプレモルを含め同社のビール生産の4割を担う国内の主力工場だが、県内での認知度は「まだ低い」(鈴木康二執行役員)という。「地元の工場をもっと知ってもらい、地域を盛り上げたい」(同)としている。

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