既存の坂角総本舗と総菜店を併設させる(イメージ)

えびせんべい製造販売の坂角総本舗(愛知県東海市)は、エビを使った総菜店を2024年秋に名古屋市で開くと発表した。「BANKAKU KITCHEN」の店名で出店する。コロッケやカレーパンなど、片手で食べやすい商品の販売を検討している。従来の贈答品のえびせんのイメージを刷新し、若年層などに客層を広げる。

店舗は名古屋市東区のビル1階に入り、既存の坂角総本舗と併設する。坂角総本舗は愛知銘菓で知られるえびせんべい「ゆかり」が主力で、百貨店を中心に店舗を構える。

総菜は21年から、百貨店の催事を中心に期間限定で売り出してきた。23年6月の催事では売り上げが予想を2割以上上回るなど、手応えを得たことから常設店の開店を決めた。

現在はこの業態をJR名古屋高島屋で18日まで限定で出店している。看板商品の「〈焼き〉海老カレーパン」は具材に海老を使っており、価格は378円。

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