クレジットカードなどの支払い情報を事前にひも付けて決済できる(画像はイメージ)

阪急阪神ホールディングス(HD)は21日、ホテルやレストランの予約などに使うグループ共通IDとクレジットカードなど支払い情報をひも付けた決済サービスを24日に始めると発表した。支払いごとにカード情報を入力する手間を省いて利便性を高める。購買データを分析して商品の提案にもつなげる。

決済サービス「HH cross PAY(エイチエイチ クロス ペイ)」は共通ID「HH cross ID」の登録者が利用できる。決済手数料は無料だ。

サービス開始当初はライブレストラン「ビルボードライブ」の座席券購入と年会費の支払いのみが対象となる。今後はホテルや宝塚歌劇団のチケットの決済などに広げる。

鉄道業界では、JR西日本がQRコードなどを使う決済サービスを2024年度中に導入予定だ。

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