元気寿司は本社機能の大半を宇都宮市から東京に移す

すしレストランの元気寿司は8月に東京都台東区に本社を新設すると発表した。宇都宮本社から人事、経営企画、広報など機能の大半を東京本社に移し、創業地の宇都宮市と東京の2本社制とする。8月に社名も変更し、海外展開の強化を見据えて採用や商談に有利な東京に事業活動の中心を移す。

8月19日から同区上野3丁目の「上野フロンティアタワー」19階に東京本社を設ける。宇都宮本社は現在入るビルから退去し、市内の「大曽研修センター」に移転・集約する。登記上の本店所在地は宇都宮本社とする。

同社は8月1日付で社名を「Genki Global Dining Concepts(ゲンキグローバルダイニングコンセプツ、ゲンキGDC)」とし、アジアなど海外展開を強化する方針を掲げる。テレビ番組とのタイアップなどで認知度や集客力が高まり、2024年3月期の純利益は過去最高の32億円(前の期比3.2倍)だった。

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