森トラストはタイで富裕層向けの戸建て住宅を開発する(イメージ図)

森トラストは8日、タイの不動産デベロッパーのメジャー社と共同で、バンコク東部の郊外に高級戸建てを開発すると発表した。海外で初めての分譲住宅開発事業となる。販売戸数は44戸で2025年中に順次発売する。ゲストラウンジやプールなどがある共用施設も設ける。

販売価格は1戸あたり1億〜3億円を想定する。約90億円の売り上げを見込む。電車を利用せず車を使う富裕層向けに販売する。1戸あたりの面積は400〜600平方メートル。共用施設にはフィットネスなども設置し、郊外でも快適に過ごせるようにする。

森トラストは海外不動産への投資を事業戦略の柱のひとつに掲げる。これまで海外では米国でのオフィスビルなどへの投資にとどまっていたが、今後は成長が見込める東南アジア諸国連合(ASEAN)などにも投資先を広げる。

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