西日本鉄道は19日、福岡・天神の中心部で建設を進めている大型複合ビルについて、名称を「ONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)」(略称「ワンビル」)に決めたと発表した。同ビルは福岡ビルや天神コアビルなどの跡地に位置し、2018年から建て替えを進めている。24年12月末に竣工し、25年春に開業する予定だ。

「ワン・フクオカ・ビルディング」に名称が決まった新ビル(イメージ)=西鉄提供

ワンビルは地上19階、地下4階建てで、延べ床面積約14万7000平方メートル。地下2階〜地上5階は飲食・商業施設、8〜17階はオフィス、18〜19階にホテルが入る計画だ。同ビルは福岡市が推進した高さ規制の緩和などによる再開発促進策「天神ビッグバン」の目玉物件の一つになっている。

西鉄はあわせて、ワンビルに入居するホテルの名称を「ONE FUKUOKA HOTEL(ワン・フクオカ・ホテル)」に決めたと発表した。運営にあたってはホテル・レストランを手掛けるPlan・Do・See(プラン・ドゥ・シー、東京・港)とホテルマネジメント契約を結び、同社の高畠隆広氏がゼネラルマネジャーに就任する。

新ビルに入居する「ワン・フクオカ・ホテル」=西鉄提供

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