SUBARU(スバル)は19日、米アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)と協業し、運転支援システム「アイサイト」向けの半導体を開発すると発表した。映像の処理を高速にして、次世代システムの安全性を高める。
AMDが9日に発表した新型の半導体をベースに、スバル向けに最適な回路を入れて開発する。アイサイトに搭載している3つのカメラの映像処理や、映像と組み合わせて使う人工知能(AI)の処理を高速にできる。
スバルの柴田英司CDCO(最高デジタルカー責任者)は、「3年ほど前から複数の半導体メーカーを検討し、最終的にAMDを選んだ。開発する半導体はベースの半導体よりも小さく、コストも低くなる」と説明した。
現行のアイサイトもAMDの半導体を採用している。スバルは2030年までに死亡交通事故をゼロにする目標を掲げている。
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