連結業績予想や特別利益については算出後に速やかに公表するとしている

サンケン電気は30日、米子会社で半導体を手掛けるアレグロ・マイクロシステムズの売却による手取り金が約1200億円になる見込みだと発表した。手取り金の内訳として300億円を株主還元、200億円を中期経営期計画を達成するための資金、300億円を有利子負債の削減に充てる。残りの400億円の用途については引き続き検討し、追って開示する。

24日にアレグロ株の一部売却を発表した。売却価格は8億9790万ドル(約1370億円)としている。保有する51%のうち、20%の約3876万株を売却する。2025年3月期の連結業績予想や特別利益については、算出後に速やかに公表するとしている。

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