日本航空と全日本空輸は2日、お盆期間(9日〜18日)の小松空港発着便の予約状況を発表した。小松―羽田線の予約数は日航が前年比4%減、全日空が7.1%減だった。3月に北陸新幹線が敦賀駅(福井県敦賀市)にまで延伸したこともあり、新幹線を使って帰省しようと考える人が増えたとみられる。

他の小松発着便の予約数は日航の那覇線が7.1%増、全日空の福岡線が6%増えた。日航の担当者は「円安の影響で、海外ではなく沖縄など国内の観光地を選ぶ人が増えているのでは」とみている。全日空の能登―羽田便は能登半島地震の影響で、地震前の2往復から1往復に減便しており、予約数は半減した。

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