ビール大手4社は、13日までにことし6月までの半年間のグループ全体の決算を発表しました。
それによりますと、各社とも去年の酒税の改正で、税率が引き下げられたビールの販売が好調だったことなどから、いずれも売り上げを伸ばしました。
このうち
▽サントリーホールディングスは売り上げが、去年の同じ時期に比べて6.6%増えて1兆6491億円、
▽アサヒグループホールディングスが、10.1%増えて1兆3789億円となり、いずれもこの時期としては過去最高となりました。
両社ではウイスキーやチューハイといったビール以外の飲料の販売が好調だったことも、売り上げの増加の理由に挙げています。
また、▽キリンホールディングスも売り上げが12.9%増えて1兆958億円となり、新しい会計基準に移行した2017年以降、この時期としては過去最高となりました。
最終的な利益は3社いずれも増益となりました。
このほか、▽サッポロホールディングスは売り上げが3.8%増えて2476億円となり、去年の同じ時期に赤字だった最終的な損益は黒字に転換しました。
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