住宅や公共施設などのWi-Fi環境整備を手がけるファイバーゲートは14日、2025年6月期の連結純利益が前期比5%増の16億円になる見通しだと発表した。集合住宅などを対象にした主力のホームユース事業などが伸びる。年間配当は27円と前期実績より9円50銭の増配とする。
売上高は14%増の143億円、営業利益は10%増の26億円を想定する。ホームユース事業は過去最高の営業利益を見込む。医療介護施設や公共施設、観光施設向けなどのビジネスユース事業では営業体制を強化。同事業の売上高は約3割増え、営業利益も5期ぶりに最高を予想する。
24年6月期の連結決算は、売上高が126億円と前の期に比べて1%減った。減収は18年の上場以来、初めて。前の期に不動産事業の物件引き渡しが集中したため、その反動減が響いた。営業利益は3%増の23億円、純利益は6%増の15億円だった。
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