埼玉県でナシの出荷が本格化している。県内ではオリジナル品種「彩玉(さいぎょく)」の出荷が始まった。10月にかけて複数の品種をスーパーや百貨店、JAの直売所、通販サイトなどで購入できる。
埼玉県などは2024年度、おいしい野菜・果物を見極める目利き力がある「野菜ソムリエ」と連携し、新たな販促活動を展開する。都内の百貨店などでの販売会も開催し、県産ナシの魅力を消費者に直接伝える。
ナシは県内の果樹産出額の48%を占めており、久喜市や白岡市、神川町など県内各地で栽培されている。中でも「新高(にいたか)」と「豊水(ほうすい)」をかけ合わせて開発した彩玉は、平均550グラムと大玉でありながら、13度以上の高い糖度を誇る。
埼玉県果実連合会は27日、さいたま市内で彩玉の品評会を開催する。同日午後からはJR浦和駅の中央改札口前で市民らに試食してもらう。
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