LINEヤフーは20日、対話アプリ「LINE」上のギフト事業について、2028年度まで年率3割以上の成長を目指すと発表した。直近の年間取扱高は非開示だが、2〜3年内に1000億円以上にする。配送ギフトに適した商品を増やし、親しい間柄でプレゼントを贈り合うカジュアルギフト需要の拡大に対応する。
「LINEギフト」の事業を広げる。同サービスはLINE上の友人に飲食店などで使える電子チケットを贈れる「eギフト」や、住所を知らない友人でも商品を発送できる「配送ギフト」を提供する。今後はより単価の高い配送ギフト向けの商品を増やすほか、贈る相手が喜びそうな商品を提案する人工知能(AI)の精度を上げる。
LINEギフトの利用者は20〜30代の女性が中心。24年4〜6月期の取扱高は前年同期比で42%増えたという。
【関連記事】
- ・逆風のLINEヤフー 2500万IDの連係で広告復調の兆し
- ・SNSでしか知らない友人にも贈り物 ソーシャルギフトで
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。