ベルギーのビール大手アンハイザー・ブッシュ・インベブの日本法人は、自社ブランド「ヒューガルデン」を扱うビアガーデンを23日に東京都渋谷区の複合施設「渋谷キャスト」に開設すると発表した。期間は約2カ月と2023年の開催時より延ばした。若年層に直接商品を売り込み、ブランド定着につなげる。
「Hoegaarden BEER GAARDEN(ヒューガルデンビアガーデン)」を10月20日まで開設する。通常の「ヒューガルデン」やビアカクテルのほか、ノンアルコールの飲料も提供する。紅茶ブランドのリプトンと初めてコラボし、ビアカクテルの「オレンジティービア」と「ベリーティービア」を800円で販売する。スペアリブなどのメニューも用意し、食事にも合うビールとしてアピールする。
23年の開催時には2万人ほどが来場した。ヒューガルデンはベルギー発祥で、フルーティーな味わいが特徴。店頭価格を一般的なビールより割高に設定しているため、20〜30代など若年層の集客が課題になっている。
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