ダイヤモンドエレクトリックホールディングス(HD)傘下でプラスチック製品の金型を製造するダイヤクラフト(東京都瑞穂町)は秋田工場(秋田県横手市)の改築を終え、同工場に事業を集約する。横手市への本社移転手続きも10月をめどに完了し、本格稼働させる。
ダイヤクラフトは3000万円をかけて秋田工場を改築。瑞穂町から金型部門の設備を順次移す。東北地方には自動車向け大型金型の取引先が多く、受注増と業務の効率化をめざす。
ダイヤクラフト(旧クラフト)は1990年7月に設立した。プラスチック製品の成型加工や試作品の製造も手掛け、93年に秋田工場を開設した。2022年8月にダイヤHDの傘下に入り、現社名に変更した。
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