パソナグループの南部代表(右から3人目)とデザイナーの藤本氏(同4人目)が記者会見した(3日、大阪市)

パソナグループは3日、2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の自社パビリオンで使用する接客用ドレスに97歳のファッションデザイナー、藤本ハルミ氏を起用したと発表し、振り袖や帯など日本の着物生地を使ったドレスを公開した。

同日、大阪市内で記者会見した藤本氏は「世界に誇る文化を世界中の人に見てもらいたい」と抱負を語った。南部靖之グループ代表は「日本中の経済が万博を中心に元気づけばいい」と述べた。

パビリオンは閉幕後、本社機能の一部を置く兵庫県の淡路島に移設する方針。接客用ドレスも万博レガシーのひとつに位置付け、再活用する。

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