大ガス子会社がガス管周辺の点検に使う神姫バスの車両

大阪ガス子会社の大阪ガスネットワークは6日、神姫バスの車両で人工知能(AI)によるガス管周辺の点検を始めたと発表した。路線バスに設置したカメラが無届けの道路掘削工事を自動検知し、ガス管の破損事故の防止につなげる。AIの導入で点検にかかる人件費などのコストが約2割削減できるという。

神戸三宮や神戸空港、明石市のエリアで実施する。大ガスは21年から大阪市内などでAIによる点検を開始。バス会社との連携は神姫バスで3社目となる。

ガス管が地下に埋設されている道路で水道や電気工事をする際は、ガス事業者に事前に届け出る必要がある。無届けの工事を検知した場合は、工事事業者に届け出を促す。

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