滋賀銀行が勘定系システムの刷新時期を延期するのは2度目

滋賀銀行は25日、預金、融資などの基幹業務を担う勘定系システムの刷新時期をこれまでの「2025年1月以降」から先送りすると表明した。延期は2度目で、広報担当は「新たな予定時期については何ともいえない」と話した。これに伴い、システム構築に関する資産計上額(67億8300万円)を24年3月期の営業経費に盛り込むと発表した。一方、同期の業績予想は従来のまま維持する。

滋賀銀は新たなシステムを「次世代基幹系システム」と呼んでおり、25日には「利用開始時期を、十分な開発・検証時間を確保するため見直す」と説明した。同行は刷新時期を当初、24年1月予定と公表したが、23年2月には「25年1月以降」に修正していた。

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