ツルハドラッグを展開するツルハHDは2024年度から決算期を変更する

ツルハホールディングス(HD)が20日発表した2024年6〜8月期の連結決算は、純利益が前年同期比9%増の89億円だった。調剤を中心に医薬品や食品などの販売が伸びた。7月に発表した決算期変更を受けて、24年度の通期予想を見直した。

売上高は5%増の2734億円、営業利益は7%増の151億円となった。調剤は処方箋枚数と単価がともに伸び、約1割の増収を確保した。プライベートブランド(PB)の販売も堅調で、主力の「くらしリズム」は8%の増収となった。鶴羽順社長は「値上げ影響や季節要因を見極める必要はあるものの、第1四半期は順調だった」と述べた。

決算期を5月期から2月期に変更するため、通期予想を修正した。今期は9カ月半の変則決算となり、25年2月期の売上高は8508億円、純利益は222億円を見込む。年間配当は期初時点の310円配から、前期実績と同じ267円配に見直した。

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