ダイキン工業は26日、自動で湿度を調整しながら節電できる新機能を搭載した家庭用エアコン「うるさらX（エックス）」を11月1日に発売すると発表した。リモコンの「節電自動」ボタンを押すことで、夏は除湿、冬は加湿しながら温度も自動制御することで消費電力量を抑えられる。従来は温度の制御のみだったが、湿度の制御も加えて快適性を高める。
節電自動を利用すると、設定した温度と湿度に到達したときに節電運転を開始する。冷房運転時は、節電運転によって不快に感じやすい湿度に高まったと自動で判断した場合に節電運転を解除して除湿してから再び節電運転に切り替えるなど、室内を快適な湿度に保てるように工夫した。
価格は約25平方メートルにあたる14畳の部屋で、工事費用を除いて35万円前後を想定する。
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