正式なスタイルは上下黒。職場によっては上着のみで私服と組み合わせるか、着用がない場合もある

ヤマハ発動機は3日、国内の本体で勤務する従業員の秋冬用のユニホームを刷新すると発表した。10月から順次導入する。3代目で全面刷新は1982年以来約40年ぶり。上下で身に着ける製造現場の有志や労働組合などからの刷新要望を受け、社内プロジェクトで仕様を検討。機能的な黒色を基調としたデザインを選んだという。

「高い安全性と作業品質」を追求し、軽量で動きやすいストレッチ素材による立体構造や機能的な各種ポケットなどを採用した。従来は水色ベースで汚れが目立ち、黒色が支持されたという。上着とパンツ、キャップを一式着るのは数千人の製造現場の従業員で、事務・営業系では上着のみや着用しない場合もある。

各職場から職種や年齢、性別など属性ごとに広く意見を集め、14種のデザイン案を作成。約5000人のオンライン投票で最も支持された案を基に、1万件を超す意見や要望も踏まえ改良を重ねた。ボトムアップで作り上げたユニホームで一体感や士気の向上も狙う。春夏用もデザインや仕様を検討中で2026年5月にも刷新を予定する。

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