食品卸のマルイチ産商傘下で業務用食品を扱うナガレイ(長野市)は23日、長野市内で「総合食品フェア」を開催した。インバウンド(訪日外国人)を中心にした観光客の増加を受け、信州食材や郷土料理を扱うブースを強化した。外食や宿泊業、給食サービス業の関係者約1000人の来場を見込む。同様のイベントを24日に安曇野市でも開く。
ナガレイの特設ブースでは「NEXTおもてなし信州グルメ」と題し、県内の食品メーカーと開発した信州名物おやきなどを集めた。食品メーカーごとの個別ブースも設け、約100社が出展した。うち約30社が県内企業だった。
観光需要が高まる一方で飲食・宿泊業界の人手不足が深刻になっているため、食品メーカーごとのブースでは簡単に調理ができる簡便食品を重点的に展示して来場者に訴求した。
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