東映アニメーションは28日、2025年3月期の連結純利益が前期比4%増の195億円になる見通しだと発表した。従来の減益予想(20%減の150億円)から一転、増益になる。人気のアニメ作品の動画プラットフォームでの配信開始で配信権の販売が想定を上回っている。

同社制作のアニメ映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」はアマゾンプライムビデオでの国内配信が4月に始まった。「THE FIRST SLAM DUNK」はネットフリックスでの国内配信が6月に始まり、8月には劇場での復活上映もあった。

売上高は2%増の900億円と80億円上振れする。25年1月で10周年を迎えるスマートフォン向けゲーム「ドラゴンボールZ ドッカンバトル」が好調のほか、人気アニメ「ワンピース」でも版権収入が伸びた。

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