群馬県が開発した「超絶サーモンV3」=同県提供

群馬県はサケ科の川魚であるニジマスの新品種を「超絶サーモンV3」として売り込む。県水産試験場が3年がかりで開発した群馬オリジナルブランドで、一般的なサーモンに比べて脂質を抑えた。淡泊でクセがなく、加熱調理するとやわらかくふんわりとした食感を味わえるという。

2種類のニジマスをかけあわせて開発された新品種は色素を含むエサを与えず白身に仕上げる。県内の養殖場で育て、嬬恋村や渋川市、藤岡市の旅館や飲食店で提供する。

群馬県が開発した「超絶サーモンV3」㊨と「ギンヒカリ」の刺し身=同県提供

海なし県だが群馬県は独自のブランドサーモンの開発・生産に力を入れ、2002年に高級サーモンの「ギンヒカリ」、16年には釣り専用サーモン「ハコスチ」を商標登録。今回が3品種目となる。

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