財務省は7日発表した10月の経済情勢報告で、全国11地域のうち関東、北陸、東海、四国、沖縄の5地域の景気判断を上方修正した。物価高でも個人消費が堅調だった。残る6地域の判断は据え置き。同日の全国財務局長会議に報告した。

個人消費は関東、北陸、四国の3地域で上方修正。品薄となったコメについては「価格が高止まりしている上、購入点数も落ちていない」(九州のスーパー)との声が聞かれた。猛暑や台風の影響で、スーパーやホームセンターでは飲食料品や防災関連商品の売り上げが伸びた。

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