東京大学エコノミックコンサルティング(東京・文京)は日本の景気の現状を示す日経・UTEcon日次景気指数(30日平均)をまとめた。4月末は17.73となり、前月末と比べて1.74ポイント低下した。悪化は2カ月連続となる。

業種別の寄与度を見ると、輸送機器が0.56ポイント、金融が0.41ポイントそれぞれ全体を押し下げた。建設・不動産は0.39ポイント引き上げた。

指標は同社が日本経済新聞朝刊の記事データをもとに景気の動きを数値化したもの。記事データを分析し、景気に対してポジティブ、ネガティブな影響があるとみなした単語の出現回数をもとに景況感を判断している。

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