白馬八方尾根スキー場(長野県白馬村)を運営する八方尾根開発(同)は、麓エリアと標高約1200メートル地点を結ぶリフトの観光客向け営業を再開する。新型コロナウイルス感染拡大以降は観光客向けの営業を停止していたリフトだが、インバウンド(訪日外国人)の増加を受け、スキーやスノーボードをしない冬季観光客の取り込みを狙う。
「北尾根クワッドリフト」は12月21日に営業を再開する予定。標高約1200メートルにある北尾根高原と麓を結んでおり、雪景色を見ながら約10分間の空中散歩を楽しむことができる。スキー客と観光客の両方が利用する。
スキー客用のリフト券と別に、北尾根クワッドリフトの料金と入場料をセットにした観光営業料金を用意した。大人は往復2500円、高校生以下は往復1500円。
北尾根高原にはカフェもあり、スキーをしなくても楽しめる。2025年1月中旬に日本酒を振る舞うイベントを開く予定で、インバウンドも含めた観光客向けコンテンツを強化する。
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