JERAによりますと、二酸化炭素の排出量が多い石炭火力発電所の一部で、電力需要が比較的少ない春と秋に稼働を休止する期間を設けます。

まずは来年の春から愛知県の武豊火力発電所で始め、その後、ほかの発電所にも広げていく方針です。

休止で減った発電量は二酸化炭素の排出が比較的少ないLNG=液化天然ガスを使った火力発電などで賄うとしています。

JERAは2030年度をめどに発電効率が悪い石炭火力発電をすべて停止、または廃止にする計画を掲げています。

奥田久栄社長は27日の定例会見で「再稼働が進む原子力発電が電力の安定供給の役割の一部を担うようになってきている。国などと協議をしながら石炭火力の休止を進めていきたい」と述べました。

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