米投資ファンドのダルトン・インベストメンツが江崎グリコ株を買い増し、保有比率を7.13%まで高めたことが6日、分かった。ダルトンが同日、関東財務局に変更報告書を提出した。保有目的について「(グリコの)株価が過小評価されており魅力的な投資機会であると考え、長期的に保有する」としている。
ダルトンはアクティビスト(もの言う株主)として知られる。ダルトンは10月にも保有比率が6.13%になったとする変更報告書を提出していた。状況に応じて取締役の選任など役員構成の変更や、増配など配当方針の変更について重要提案行為を行うとしている。
江崎グリコは買い増しの事実は承知しているとしたうえで「コメントは差し控える」とした。
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