旅行業界紙の旅行新聞新社（東京・千代田）が11日発表した「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で、新潟県新発田市にある月岡温泉の「白玉の湯 泉慶・華鳳」が1位となった。全国の旅行会社による投票を集計したランキングで、泉慶と華鳳は「施設」「企画」部門で首位を獲得し、総合ランキングで初めてトップとなった。
2位は下呂温泉の水明館（岐阜県下呂市）、3位は母畑温泉の八幡屋（福島県石川町）だった。昨年1位だった和倉温泉の加賀屋（石川県七尾市）など、能登半島地震や自然災害の影響で長期休業を余儀なくされている施設はランキングの選出対象外とした。
泉慶と華鳳はホテル泉慶（新潟県新発田市）が運営する。昨年の4位から1位にランクアップした。両施設は22年度に各館をリニューアルし、露天風呂付きの部屋を増やした。華鳳は宴会場の改装をしたほか、旧厨房スペースを個室食事会場に新装した。
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