長野県索道事業者協議会と県観光スポーツ部はスキーシーズン開始に合わせて長野県庁で記者会見した

長野県索道事業者協議会と県観光スポーツ部は13日、スキーシーズン開始に合わせて長野県庁で記者会見し、2024〜25年冬季は前シーズンより約10%多い650万人の来場を目指すとした。県の統計によると12年前後には年間700万人が訪れていたが、その後は減少傾向になりコロナ禍では400万〜500万人にとどまっていた。

23〜24年シーズンは県内で約80カ所のスキー場が営業、延べ利用者は前年比で2%増の582万人だった。シーズン開始当初は700万人の来場を目標にしていたが、雪不足や国内客の伸び悩みが響いた。

協議会の駒谷嘉宏会長は「温暖化によって降雪機でさえ雪ができない状況になりつつある。自然雪も集中的な豪雪はあっても満遍なく降らず、3月は営業期間が短くなることもある」と話した。

県や市町村も参加するプロモーション委員会は、20〜40代の読者を抱えるメディアとタイアップしてコンテンツを製作し、スキーをしない層にもスキー場や周辺施設を訪れてもらうための取り組みを今シーズンから始める。

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