アスクルが13日発表した2024年6〜11月期の連結決算は、純利益が前年同期比19%減の37億円だった。為替が想定より円安・ドル高に推移し、主力商品のコピー用紙の仕入れ費がかさんだ。主力の企業向け通販では配送料が無料となる購入額を昨年秋以降引き上げたことや商品の値上げで利用者数が減り、売り上げの成長が鈍った。

売上高は3%増の2379億円、営業利益は17%減の60億円だった。為替の影響が大きく、売上総利益率は24%と前年同期から1ポイント弱下がった。

25年5月期通期の予想は従来から据え置いた。売上高は前期比6%増の5000億円、純利益は41%減の112億円を見込む。

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