ビジネスパーソンにとって心身の健康を保つことは良い仕事をするために欠かせません。重要なのが睡眠です。7〜8時間の質の高い睡眠は、創造性や判断力を高め、記憶の定着を促すといいます。業務や会合でバタつく師走でもしっかり休息するために、参考になる記事を選びました。(内容や肩書などは掲載当時のものです)
部屋は真っ暗に
質の高い睡眠につながるのが「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンです。脳内の松果体(しょうかたい)という部分で分泌され、眠気を感じさせる効果があります。
専門家によるとメラトニンのレベルを上げるには、寝る数時間前から明かりを暗くすることが重要です。遮光カーテンやアイマスクを使うなどして布団に入ったら完全に暗くし、明るい昼と暗い夜のコントラストをつけることが大切だそうです。
- ・「闇」のススメ 真っ暗な夜空が健康にもたらす恩恵とは
- ・「健康資産」もコツコツためよう 高パフォーマンス実現
- ・つらい不眠どう解消、「遅寝早起き」で改善も
睡眠テックを活用
日本人の平均睡眠時間は短いことで知られています。経済協力開発機構(OECD)の加盟国中33カ国の平均より約1時間短く、最下位でした。
NTT東日本は様々な企業と組み、先端技術で睡眠の質を高める「スリープテック」でイノベーションを起こそうとしています。疲労を軽減するウエアなど、快適な眠りのためのグッズも充実しています。
- ・NTT東日本、睡眠テック140社連合 不眠大国日本に挑む
- ・起こせ!睡眠2000億円市場 西川、寝具で「質」計測
- ・睡眠改善に積極投資 大谷翔平効果、マットレス17万円も
- ・西川、機能性パジャマを全国発売 睡眠の質の改善後押し
「パワーナップ」で回復
短い時間昼寝をして仕事の効率を上げる「パワーナップ」が注目されています。三菱地所などの企業も健康経営の一環として取り入れています。
人間の眠気は12時間周期で、午前2時と午後2時に一番眠気が強くなるそうです。横にならないことがポイントで、15分前後がいいそうです。
- ・銚子丸、インターバル制で離職率低下 寝不足は経営責任
- ・集中力や成績アップ 20分の昼寝「パワーナップ」の効果
- ・昼寝15分でリフレッシュ 長くても30分、午後の眠気防止
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。