旧村上ファンド系の出資比率が低下した(大阪府寝屋川市のエクセディ本社)

旧村上ファンド系の投資会社シティインデックスイレブンス(東京・渋谷)など3社が保有するエクセディの株式の一部を売却したことがわかった。23日付で関東財務局に提出した変更報告書で明らかになった。3社合計の保有比率は16日時点で合計21.20%。直近の10月28日時点(22.45%)から1.25ポイント低下した。

エクセディは10月29日に最適な資本構成を実現するため、最大300億円の自社株買いを市場取引を通じて実施すると発表していた。

エクセディ株を巡っては5月に自動車部品大手アイシンが保有していた発行済み株式の34.5%を全て売却すると発表した。その後、10月までにアクティビスト(モノ言う株主)として知られる旧村上ファンド系の投資会社が段階的に買い進め、2割超を取得していた。

関西セクショントップページはこちら

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。