ライオンが8日発表した2024年1〜3月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比2.2倍の35億円だった。タイでボディーソープ「植物物語」、マレーシアで洗濯用洗剤「トップ」が好調に推移した。海外事業が利益をけん引した。

売上高は2%増の929億円、営業利益は2.1倍の48億円だった。国内は柔軟剤などの「ファブリックケア事業」が前年を下回るなど振るわなかったが、海外が国内の不振を補った。

24年12月期通期の業績予想は据え置いた。売上高が前期比2%増の4100億円、純利益が30%増の190億円を見込む。

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