カプコンの25年3月期は連結純利益が8期連続で過去最高を更新する見込み

カプコンは9日、2025年3月期の連結純利益が前期比6%増の460億円と、8期連続で過去最高を更新する見通しだと発表した。人気シリーズ「モンスターハンター」の新作などが寄与する。インバウンド(訪日外国人)の需要を捉え、ゲームセンターなどアミューズメント施設事業も伸びる。

売上高は8%増の1650億円、営業利益は12%増の640億円を見込む。ゲーム機「ニンテンドー3DS」向けの「モンスターハンターストーリーズ」を「ニンテンドースイッチ」など現行機向けにして6月に発売する。

このほか家庭用ゲーム機「プレイステーション(PS)5」などで遊ぶ完全新作ソフトも24年中に発売する。利益率の高い旧作ソフトについてはアジアやアフリカの新興国での販売を増やす。

同日発表した24年3月期決算は売上高が前の期比21%増の1524億円、純利益は18%増の433億円だった。人気格闘ゲーム「ストリートファイター6」などがヒットした。

【関連記事】

  • ・カプコン「スト6」開発責任者、ネジ商社の営業から転戦
  • ・カプコン、モンハン最新作を25年発売へ 約4年ぶり

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。